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朝鮮族譜データベース 利用上の注意
 

(2002. 4. 15 制作)

 

1.本データベースの性質
 

ア) 本データベースは、東京大学東洋文化研究所において収集され、所蔵されている550点あまりの朝鮮族譜資料について、その書誌情報および一部書面の画像情報をインターネット上で提供するものである。したがって、現在、朝鮮半島において印刷・発行されているすべての族譜、および姓氏・宗族に関する情報を網羅するものではない。
イ) 本データベースが提供する情報は、1)[東洋文化研究所内での]分類番号、2)族譜名、3)姓氏、4)本貫、5)発行年度(西暦)、6)発行年度(干支)、7)執筆者、8)発行地、9)発行者、10)序文作成者、11)序文作成者の生年月日、12)版本、13)巻数、および14)注記である。ただし、族譜本文より収集することができなかったデータについては、当該項目は空白となっている。
ウ) 本データベースでは、姓氏・本貫分類番号一覧を同時に提供している。これは、東洋文化研究所内で族譜資料を整理するために作成されたものであり、族譜資料の請求記号としても利用する予定である。この一覧では、姓氏はすべて表示されているが、本貫および派については、本データベースにおいて提供可能な項目のみを表示している。
エ) 本データベースにおいて画像ファイルとして提供する情報は、族譜本文のうち序文全体、および始祖から各族譜の起点となる者までの世系図に限られている。その他の情報については、直接本研究所図書室にて直接閲覧されたい。

 

2.検索方法
 

ア) 本データベースでは、「族譜名」「姓氏」「本貫」「発行年度(西暦)」「請求番号」の中から任意のキーワードを用いて検索することができる。また、検索フォーム上で任意のキーワードを組み合わせて検索することもできる。複数のキーワードにより絞り込み検索を行う場合は「かつ」を、複数のキーワードのいずれかを含む情報を検索する場合は「または」を選択する。
イ) 検索フォーム上で検索を実行すると、検索結果はまず一覧フィールドとして表示される。一覧フィールド上の「族譜名」欄にはそれぞれ、詳細書誌情報を呼び出すリンクがはってあり、表示したい場合はリンクをクリックする。
ウ) 各族譜資料の画像データは、メインページのウィンドウに張られている画像ファイルへのリンクをクリックすることにより、閲覧することができる。なお、この画像データのファイルはすべてPDF形式で提供されるため、閲覧する前に閲覧専用ソフトをダウンロードする。 →アドビのダウンロードページへ

 

3.表示される文字について
 

ア) 本データベースの書誌データは、日本語環境のJIS第一水準および第二水準の漢字を用いて記録されている。そのため、JIS第二水準以下の漢字については便宜上、UCSコード(ユニコード)は[UXXXX]、諸橋轍次編『大漢和辭典』コードは[DXXXXX]、「今昔文字鏡」コードは[MXXXXX]と、それぞれコード番号に置き換えて表示されている。この際、表示されるコード体系の優先順位は「UCSコード(ユニコード)」>「『大漢和辭典』」>「今昔文字鏡」とした。
イ) 本データベースの書誌データのうち族譜名・編者名などは、JISコードで表示が可能な限りにおいて本字体で表示されている。ただし、本字体が表示できないが新字体による表記が可能なものは、ア)によるコード表示が検索キーワードに入ることを極力避ける必要から、新字体に置き換えて表示した(例:「徳」、「録」)。ただし現段階では、姓氏の「」(U66FA)、および本貫の「」(U6C94)が、コード表示となっている。
ウ) 各詳細データの「注記」欄には、ア)のようにコード番号に置き換えられた漢字が、解字法により示されている。また、本データベースの検索フォームには「表示コード対照一覧」へのリンクがはられている(近代朝鮮書籍データベースと共用)。この一覧では字体を画像データとして提供しており、各コード番号と部首による検索が可能である。
エ) 本データベースのうち、姓氏・本貫一覧および地域分類番号一覧は例外的に朝鮮語(韓国語)環境で記述されている。同ページが正しく表示されない場合は、使用中のブラウザに適合した朝鮮語(韓国語・ハングル)フォントをインストールして使用されたい。
(辻 弘範)

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