G07

メヘローリー部落の南端から南へ約300メートル,南下する道路の東側にある。附図.F-13
この墓地と思われる区域は,高い基壇の上にあり,西側に,三つのミヒラーブをもつ小さな礼拝壁が立っている。
この礼拝壁の南側には,ドームをいただき,四方に入口と西側に階段をもつ四角平面の門が設けられている。ASIは,この門を,ムガル時代のものとしているが,様式からみて,第Ⅱ期に属するものと考えたい。なお,墓地の東側には,西面する長方形の建物があるが,ほぼ同時代に,この墓地と関連して建てられたものかもしれない。第Ⅱ期。
東研.Ⅸ-33;cf.ASI.Ⅲ-187

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