イスラーム地域研究5班
bグループ今年度の研究計画大要決まる
4月11日(土)、東京大学東洋文化研究所で5班bグループの研究分担者・協力者会議が開かれました。会議には分担者6名と公募研究に応募して採用された13組16人の協力者が参加し、今年度の研究計画を話し合いました。その結果、以下の5つの小研究グループを作り、各グループで年に最低一回の研究会を開催すること、5班aグループと共同の研究会を企画すること、「イラン文化圏における庭園の実地調査と文献収集」(リーダー:杉田英明)という海外調査グループを作り、海外調査を実施することなどが決まりました。各小研究グループが主催する研究会については、日程が決まり次第、随時メーリングリストでお知らせします。
研究グループ
- 移動とネットワーク
- リーダー: 坂本 勉
- 亀長 洋子 「イスラム世界とジェノバ」
- 前田 弘毅 「グルジア共和国、アルメニア共和国に存在する史料調査」
- 松長 昭 「カザン・タタール人のトルコへの移住に関する歴史的研究」
- アイデンティティーとエスニシティー
- リーダー: 中里成章
- 大石 高志 「近現代南アジアにおけるパン・イスラーム主義運動の発揚過程に関する社会経済史的分析」
- 小松 香織 「オスマン帝国末期の海洋活動」
- 松井 真子 「オスマン帝国の通商政策の変容─18世紀後半〜1838年─」
- 史科学の可能性
- リーダー: 間野英二
- 岩武 昭男 「モンゴル期イラン=イスラーム社会の諸相」
- 高松 洋一 「オスマン朝文書史料の機能論的研究」
- 森高 久美子「中世イスラーム帝国における君主論」
- ミクロへの接近
- リーダー: 杉田英明
- 深見 奈緒子「イスファハーンに遺存するイスラーム宗教建築の調査研究」
- 松本 弘 「ハドラマウト研究」
- 異文化の接触
- リーダー: 高山 博・岸本美緒
- 草生 久嗣 「ビザンツ異端論駁書に見られるイスラム像」
- 工藤 昌人 「フランスのアルジェリア植民地支配について」