東京大学東洋文化研究所

班研究

(終了)id: S-4 「東南アジア近現代史像の再検討 」

  • 主任:髙橋昭雄

  • 概要:

    欧米植民地支配のもとでの変容,独立後の国民国家形成,インドシナ,ビルマにおける社会主義の実験, ASEAN 諸国を中心とする経済発展などを経て東南アジアの社会は大きく変わる一方,1997 年からの金融危機はその弱点をも示した。こうした経過を踏まえ,この地域の近現代史像の再検討を続けている。

    髙 橋 昭 雄   ビルマ式社会主義と農民の対応
    浅 見 靖 仁  情報化時代の東南アジア研究
    土 佐 弘 之  東南アジアの政治発展とマイノリティー
    中 西   徹  フィリピンの労働移動と都市スラム
    藤 原 帰 一  フィリピンの政治変動と民主化 
    宮 脇 聡 史  カトリック教会とフィリピン・ナショナリズム
    髙 地   薫  インドネシアの政党政治と国民統合
    白 石 昌 也  ベトナムの民族形成と対日関係 
    伊 藤 正 子  ベトナムの少数民族政策と民族意識
    岩 月 純 一  近代ベトナムの国語政策
    小 泉 順 子  タイの国家形成と徴税制度
    末 廣   昭  タイの経済発展と企業グループ

研究内容・成果報告