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黒田教授がウィーンにて貨幣統合の歴史と現状についての国際ワークショップを共催

報告

 黒田明伸教授が10月12・13日ウィーンのPALLOTTI–HAUSとHAUS DER EUROPAISCHEN UNIONにてJürgen Nautz,教授(HS-OWL/University of Vienna)・Georges Depeyrot (CNRS/ENS)教授らと貨幣史・貨幣政策研究の国際ワークショップ GOVERNING MONETARY COOPERATION: A HISTORICAL APPROACH を共催しました。
 経済史研究者、経済学者、経済政策アドバイザー、社会学者、人類学者らが集まり、ユーロ導入以降の現状をふまえ、貨幣統合の利点と問題点を、歴史研究と経済政策・社会政策をあわせた視点から議論しました。黒田教授が、自身の歴史上の貨幣統合事例についてパネル主催とあわせて、アダム・スミスの「貨幣は道路のようなもの」との言葉を引用し、「高速道路、大通り、小道をうまく組み合わせる貨幣制度が求められる」との閉会の挨拶をおこないました。
 本ワークショップは日本学術振興会科学研究費(基盤B)「貨幣の多元性についての国際共同研究:世界史における貨幣間分業とその比較」(26285073)の一環として行われたものです。

当日の様子

プログラム

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登録種別:研究活動記録
登録日時:WedOct1804:27:052017
登録者 :黒田・藤岡
掲載期間:20171013 - 20180113
当日期間:20171012 - 20171013