日時:
2016年11月10日(木)17:00~18:00
会場:
東京大学東洋文化研究所 1階ロビー
発表者:
李美淑 東京大学大学院総合文化研究科「多文化共生・統合人間学プログラム」特任助教
使用言語:英語
発表概要:
近年、戦後日本社会史において日韓連帯運動やアジア連帯運動についてようやく研究が行われつつある。1970年代~80年代の日韓連帯運動は、韓国の民主化運動に対し支持・連帯しようとした在日韓国人および日本の進歩的な知識人・キリスト者、活動家たちによって形成されたもので、「ポスト・ベトナム戦争時期におけるアジア連帯運動」(道場 2011)としてみることができる。本報告では、1970年代~80年代の「日韓連帯運動」に注目しながら、とりわけ、運動の背後に作動していていたトランスナショナルなコミュニカティブ・ネットワークの形成と活動、そして、その政治的含意を考察することを目的とする。
主催:
東京大学国際総合日本学ネットワーク(GJS)、日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)、東京大学東洋文化研究所(IASA)
問い合わせ:gjs[at]ioc.u-tokyo.ac.jp