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東文研シンポジウム「「砂漠の探究者」を探して―女性たちと百年」のお知らせ

科研費基盤(A) イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究の公募研究会「「砂漠の探究者」を探して―女性たちと百年」第四回研究会を開催します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。


【日時】2017年7月8日(土)13:00-17:00

【会場】東京大学東洋文化研究所3階 大会議室

【プログラム】
 13:00-14:30 第1部
  読書会 『イスラームにおける女性とジェンダー』
  第2部「基礎となる言説」第3章 女性とイスラームの勃興、第4章 過渡期
  レジュメ担当:保井啓志(東京大学、学振特別研究員DC)
  コメント:亀谷学(弘前大学、初期イスラーム史)

 14:50-16:10 第2部
  報告「イラン最初期の婦人雑誌:1910~20年代における女性教育との関わりから」
  報告者:山﨑和美(横浜市立大学)
  本報告では、イランの女性知識人らが発行した最初期の婦人雑誌に注目する。発行者は多くの場合、女性団体や私立女子学校の設立者でもあり、彼女らによる教育・慈善事業は、この時期以降、愛国主義的活動と結びついて草の根的に拡大していった。本報告では、最初期の『知識(Danesh, 1910-11)』と『花の蕾(Shokufe, 1912-16)』に注目し、その内容を1920年代の婦人雑誌と比較する中で、20世紀はじめのイランでの女性教育に関わる議論の特徴について見ていく。
  コメント:山口みどり(大東文化大学、西洋史・ジェンダー論)

 16:20-17:00 第3部
 ミニ報告「『男性の世界(Erkekler dunyasi)』を探してみたら」
 報告者: 宇野陽子(東京大学)
  前回のチャーラルさんのミニ発表で画像が示された『男性の世界』という雑誌について、調べた中でわかったことや自分の本来のテーマ(トルコ政治)との結びつきなど、これからの研究の糸口になりそうなところ紹介する。

【言語】日本語

【主催】科研費基盤(A) イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究
     代表:長澤榮治(東京大学東洋文化研究所)
     公募研究会「砂漠の探究者」を探して―女性たちと百年
     代表:岡真理(京都大学) 事務局:後藤絵美(東京大学)

【その他】準備の都合上、ご参加いただける方はご一報をお願いいたします
 bahithat.women100[at]gmail.com [at]を@にしてください)。

担当:長澤



登録種別:研究会関連
登録日時:WedJun2814:15:102017
登録者 :長澤・後藤・田川・藤岡
掲載期間:20170630 - 20170708
当日期間:20170708 - 20170708