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第183回 東文研・ASNET共催セミナー「釈奠(菜)礼と江戸儒教の展開——林氏家塾を中心として」のお知らせ

日時:2018年7月5日(木)17:00-18:00

会場:東京大学 東洋文化研究所 1階 ロビー

報告者:張哲氏(東京大学東洋文化研究所・訪問研究員)

コメンテーター:平勢隆郎氏(東京大学東洋文化研究所・教授)

使用言語:中国語(通訳付き)

要旨:
 孔子を祭る儀礼としての釈奠(菜)礼は、日本では大寶元年(701年)から始まっていた。中世以降 、釈奠礼はだんだん衰えたが、近世以後、林羅山が孔子廟と学塾を寛文十年(1670年)に確立し、さらに儒教の道統を継承しようとした。本 發表では林氏家塾と孔子廟を中心に、江戸時代初期における釋奠礼の成立のプロセスについて検討し、祭りの対象、空間、器物、儀式等を取り上 げる。また、江戸時代の儒教の展開への影響にも言及したい。

問い合わせ:asnet[at]asnet.u-tokyo.ac.jp



登録種別:研究会関連
登録日時:WedJun2710:08:432018
登録者 :asnet事務局・藤岡・田川
掲載期間:20180628 - 20180705
当日期間:20180705 - 20180705