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東文研セミナー(世紀交替期中国における魯迅イメージ)のご案内(11月21日)

本文:東文研「世紀交替期中国における文化転形」研究班は,文化各相における転形のありようを討議研究しているが,魯迅への否定的評価,あるいは「魯迅ではなく胡適の時代」という論調が強く表面に出てきたのも世紀交替期であった。
そこで議論されたのは,魯迅文学の再評価というより,むしろ90年代以来の政治的急進主義批判が背景にあり,そこから文学評価へと反映したものであったようにも思われる。この間の議論を整理し,さらに公刊文書には表れていない事情の紹介なども含めて,中国社会科学院文学研究所現代文学研究室主任の張中良先生
にお話しをうかがう。

日時:2009年11月21日(土)午後2時−5時半
場所:東京大学 東洋文化研究所3階 第一会議室
*使用言語:中国語(通訳なし)
講演者: 張中良(中国社会科学院文学研究所現代文学研究室主任)

主催:東文研「世紀交替期中国における文化転形」研究班 2009年第3回研究会
科研費基盤研究B「世紀交替期中国の文化転形に関する言説分析的研究」
(課題番号:21320025)
◆ 連絡先:東京大学 東洋文化研究所 尾崎文昭
E-mail: ozaki@ioc.u-tokyo.ac.jp


登録種別:研究会関連
登録日時:Tue Nov 10 14:23:42 2009
登録者 :研究支援担当
掲載期間:20091110 - 20091121
当日期間:20091121 - 20091121