本研究所の森本准教授が、2017年3月6日、テヘラン大学人文学部歴史学科で招待講演を行いました。 論題は「ナジャフ出身のある系譜学者が遺した『手控帳』の考察:ヒジュラ暦9世紀後半イランの宗教・政治状況に関するユニークな一史料について」で、森本准教授が研究を続けているある稿本を取り上げ、画像を多用しながらその研究上の価値や可能性について論じる内容でした。 40分ほどの講演に続けてかなり長時間の質疑が行われ、また、全学協定を持つ両大学の間での今後の交流促進に関しても意見交換が行われました。