News

中央研究院社会学研究所との国際交流協定を更新しました

台湾の代表的研究機関である中央研究院社会学研究所は2000年に成立し、現在、台湾社会学界の中心的な役割を果たすだけでなく、世界中の台湾研究者が訪問先にする、いわば台湾研究の世界的なメッカとなっています。
 本研究所は、2010年2月に上記研究所と国際交流協定を結び、この間、JSPSアジアアフリカ学術基盤形成事業「アジア比較社会研究のフロンティア」(2010-12年)や東洋学研究情報センター・共同利用共同研究拠点プロジェクト「政治的リスクと人的移動:中国大国化をめぐる日台共同研究」(2013-14年)といった共同事業を進め、2014年からは毎年、延世大学、香港教育大学、台湾大学、東北大学、北海道大学とともに、「東アジア若手社会学者会議(East Asian Conference for Young Sociologist)」の加盟機関として、アジア域内での若手研究者の共同育成に努めてきました。
 事実、2019年2月19-20日に上記研究所がホスト役となった第5回東アジア若手社会学者会議には、本研究所の園田教授が本学の大学院生6名を引率し、同年5月20日に本研究所の佐橋准教授が主宰したブックセミナーでは、上記研究所の呉介民副研究員が講演するなど、人的交流は続いてきています。
 そこで2019年6月17日には二度目の協定更新に合意し、台湾で簡単なセレモニーを行いました。今後とも、両研究所の間で研究交流が進んでいくことが期待されます。


協定更新のサイン後の記念写真
(左から園田教授、謝國雄所長、陳志柔副所長)



登録種別:研究活動記録
登録日時:ThuJun2013:05:422019
登録者 :園田・桝屋・田川・野久保(撮影)・藤岡
掲載期間:20190617 - 20190917
当日期間:20190617 - 20190617