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平成17年度第5回定例研究会のご案内

日時 12月15日(木)午後2時〜4時
場所 東京大学東洋文化研究所 大会議室(3階)

報告者 桝屋友子(西アジア研究部門・東洋学研究情報センター助教授)
司会者 羽田正(西アジア研究部門教授)
討論者 佐藤康宏(人文社会研究科美術史学教授)

タイトル 日本とイスラーム美術

要旨
 3世紀後半に年代設定できる、新沢千塚(奈良県橿原市)出土の西アジア産ガラス容器を始めとして、早くから西アジアの工芸品が日本にもたらされてきた。発表者の専門である7世紀以降のイスラーム美術品も、多くはないが江戸時代まで確実に日本に請来されている。明治時代を経て、イスラーム美術品は研究の対象となり、また人々のコレクションの対象となっていく。そして、現在、日本は東アジアで最大のイスラーム美術品のコレクションを誇っている。日本人と一見馴染みの薄いと思われるイスラーム美術との関わりを探ってみたい。


平成17年12月1日
東京大学東洋文化研究所
研究企画委員会
登録種別:研究会関連
登録日時:Thu Dec 1 09:03:32 2005
登録者 :研究協力係
掲載期間:20051201 - 20051215
当日期間:20051215 - 20051215