東洋文化研究所と中央研究院社会学研究所が主催する「第3回若手社会学者共同ワークショップ(2012年3月19日‐20日、於台湾中央研究院社会学研究所)」が実施されました。
東京大学からは教員3名に大学院生6名、中央研究院からは研究者4名に大学院生・ポスドク7名、総勢20名が座長や報告者、講師としての役割を果たしました。
東京大学側も中央研究院側も、その報告内容は多様でありながらも、議論は活発に行われました。時に専門的見地から厳しいコメントが付けられましたが、総括セッションでは「実りのある議論ができた」という意見がもっぱらでした。
昨年、本ワークショップに参加した台湾側の若手研究者のうち、この1年の間に研究者のポストを得たのが3名と、ワークショップの効果もずいぶんとあったというのが中央研究院側の総括です。同種のことは東大側も言えますが、そのようなわけで、来年度に第4回のワークショップを実施することとなりました。
今回のワークショップに関する告知や昨年度(第2回)の報告は、 情報センターの記事をご覧ください。