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第34回東文研・ASNET共催セミナー「イランにおける「新天文学」の受容:19世紀ペルシア語天文書『形象学訳稿Tarjome-ye Hei’at』を中心に」が開催されます

下記の要領で第34回セミナーを開催いたしますので、ご案内いたします。

日時:2011年9月1日(木)17:00-18:00
会場:東京大学東洋文化研究所1階 ロビー http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
テーマ:「イランにおける「新天文学」の受容:19世紀ペルシア語天文書『形象学訳稿Tarjome-ye Hei’at』を中心に」
報告者:諫早庸一(日本学術振興会特別研究員PD)

報告要旨
本報告では、イランにおける「新天文学」の受容の様相について検討する。
天文学の常識を覆した「コペルニクス的転回」は実際のところ、コペルニクス(1473-1543年)以降の天文学者たちの業績によって達成された。アラビア語叙述家たちの成果に依るところの大きいコペルニクスの天体モデルを改良し、地動説を「真理」にまで高めた新天文学は、かつてコペルニクス以前に天文学の一大中心地であったイランにおいていかに受け入れられたのか。この問題を、新天文学について知られる限り最初のペルシア語訳本である『形象学訳稿Tarjome-ye Hei’at』(19世紀初頭)を中心に検討する。

*English Version
http://www.asnet.u-tokyo.ac.jp/node/7181

お問合せ先:日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)
電話:03-5841-5868
e-mail: asnet[at]asnet.u-tokyo.ac.jp



登録種別:研究会関連
登録日時:SunAug2114:39:282011
登録者 :安田・藤岡
掲載期間:20110821 - 20110901
当日期間:20110901 - 20110901