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東文研セミナー「国際法の危険な状態」のお知らせ

 下記の要領にて東文研セミナーを開催します。

日時：2018年10月22日（月）17:00～18:30

会場：東京大学・東洋文化研究所3階・第二会議室

題名：国際法の危険な状態

報告者：マルコス・ハラミ－ジョ（チリ・カトリカ大学法学部教授、同大学アジア研究センター）

要旨：
 経済的にも、地政学的にも、今日世界は不安定な状況にある。ヨーロッパは相対的に力を失いつつあり、中国の興隆はめざましい。法の分野においても状況は国際貿易ルールを中心に不安定である。このことはしばしば言及される。しかし、国際法における秩序の争いに言及されることは少ない。国際法秩序は内在的にも外在的にも危機にある。欧米によって形成されてきた現行ルールは中国及びイスラム諸国による挑戦を受けている。本報告においては、この状況がいかに形成されてきたのか、欧米は従来の秩序を維持できるのか、日本はいかなる選択を示すのかについて考察する。また、国際法に内在する要因についても検討する。

附記１，講演は日本語で行われます

附記２，参加申し込みなど事前の手続きはありません。

主催：東京大学・東洋文化研究所・班研究「中国法研究における固有法史研究、近代法史研究及び現代法研究の総合の試み」（主任　高見澤　磨・東京大学・東洋文化研究所・教授）

担当：高見澤


登録種別：研究会関連
登録日時：MonOct1513:40:562018
登録者　：高見澤・田川
掲載期間：20181015 - 20181022
当日期間：20181022 - 20181022