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東文研シンポジウム「世界の中の中国明末清初」(5月30,31日) が開催されました

  5月30日(土)、31日(日)の二日間にわたり、伊藤国際学術研究センターにおいて、台湾中央研究院中国文哲研究所と東洋文化研究所との合同シンポジウム「世界の中の中国明末清初」が開催された。
  5つのセッションにおいて、中国の思想、文学、美術、言語などにつき、東アジア、またヨーロッパとの関係という視点から、10名(台湾側6名、日本側4名)の報告があり、活発な議論がかわされた。
  16、17世紀、明末清初の時代は、東アジア世界の交流が活発化したばかりでなく、ヨーロッパとの直接的な交流がはじめられた時代であり、「国際化」の進展した時代であった。「世界の中の」という視点を持つことによって、見えてくるテーマが多いことがあらためて確認された。シンポジウムの成果は、何らかの形で公にする予定である。なお、本シンポジウムは、第三回伊藤国際学術研究センター会議補助金による補助を受けて開催されたものである。

開催情報

日時: 2015年5月30日(土)、31日(日)

場所: 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター 3階中教室

プログラム

5月30日(土)
9時30分~10時 開会式
高見澤磨(東文研所長)
廖肇亨(文哲所副所長)
10時~11時20分 第一セッション
司会:劉苑如(文哲所)
嚴志雄 「朝鮮文士筆下的錢謙益」
大木康 「馮夢龍「三言」の中の「世界」」
11時20分~13時昼食
13時~14時20分 第二セッション
司会:嚴志雄(文哲所)
劉苑如 「戰爭之後:明末清初劫後小說中的解冤釋結研究」
板倉聖哲 「張瑞図の絵画とその受容-静嘉堂文庫美術館所蔵作品を中心に」
14時20分~14時40分コーヒー
14時40分~16時 第三セッション
司会:廖肇亨(文哲所)
木津祐子 「18世紀域外的“敘事”——以唐通事和荻生徂徠為例」
劉瓊云 「從異議者、術士到忠臣:明末清初小說戲曲中的「靖難」與程濟」
16時20分~17時40分 第四セッション
司会:大木 康(東文研)
李奭學 「耶穌不滅孔子,孔子倒成全於耶穌──論馬若瑟著《儒交信》」
新居洋子 「傳入歐洲的明清思想:以入華耶穌會士錢德明的報告為中心(ヨーロッパに伝わった明清思想――在華イエズス会士アミオの報告を中心に)」
5月31日(日)
10時~11時20分 第四セッション
司会:塚本麿充(東文研)
林桂如 「明末女教書之出版與貝原益軒」
廖肇亨 「明末清初東渡日本僧人獨立性易研究序說」
11時20分~12時 総合討論
12時~12時10分 閉会式

担当:大木


当日の様子



登録種別:研究活動記録
登録日時:Mon Jun 1 10:04:08 2015
登録者 :大木・藤岡
掲載期間:20150531 - 20150831
当日期間:20150530 - 20150531