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東文研・GJS共催第3回国際総合日本学(Global Japan Studies)サマープログラムが開催されました

報告

 昨年度に引き続いて第3回国際総合日本学(Global Japan Studies)サマープログラム“An Inquiry into Japan’s Postwar”が、7月30日 ―8月10日に開催されました。今回参加したのは海外の学部・大学院学生19名と本学学部生1名。海外からは香港中文大学、ヴァッサー大学、北京 工業大学、アムステルダム大学、上海ニューヨーク大学、セント・アンドルーズ大学、パリ政治学院、ノッティンガム大学、アリゾナ大学、ケンブリ ッジ大学、アルバータ大学、香港大学、国立清華大学(台湾)、太原師範学院、トロント大学、上海外国語大学の学生、筑波大学の留学生が参加し、 各々専門分野も多岐にわたるバラエティーに富んだ顔ぶれとなりました。
  12日間にわたるプログラム期間中、午前中は先ず日本語の授業への参加、それから本学を代表する講師陣による、「戦後日本」の歩みを様々な角度 から検証する講演を聴き、その後講師を交えてランチディスカッションを行いました。午後はそれぞれ講演と深く関連する場所、たとえば山谷地区、 靖国神社、カップヌードルミュージアム(安藤百福発明記念館)、鹿島建設、岡本太郎記念館そして東京湾オリンピック・パラリンピック開催エリア などをめぐるフィールドトリップに出かけました。今回もプログラムの大テーマは「戦後日本」で、講義の内容はどれも専門性の高いものでしたが、 日々の講義とフィールドトリップがリンクし合い、参加者たちの中に様々な問題意識が芽生えたようで、回を重ねるごとにディスカッションも熱を帯 びたものになっていきました。
  最終日には参加学生が5つのグループに分かれて、プログラムの内容を踏まえたテーマによる発表を行い、その成果に対して参加学生全員に修了証が 贈られました。

当日の様子


鹿島建設本社で、ユニバーサルデザインについて説明をするエンジニアの原さん

白波瀬佐和子教授と昼食を共にしながらの討論会

カップヌードルミュージアムのチキンラーメンファクトリーで麺作り体験

パナソニックセンター「オリンピック・パラリンピック」での記念撮影

開催情報

日時 2018年7月31日(月)- 8月10日(金)

主催:東京大学国際総合日本学ネットワーク(GJS)

共催:東京大学東洋文化研究所(IASA)



登録種別:研究活動記録
登録日時:MonAug2015:04:292018
登録者 :gjs事務局・藤岡・田川
掲載期間:20180820 - 20181120
当日期間:20180730 - 20180810