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東文研セミナー・緬甸(ミャンマー)勉強会のお知らせ

 緬甸勉強会を下記の要領で開催します。ご参集ください。

 今回は、Theravada Buddhismの話です。高校までは「上座部仏教」と習ったのに、大学に入ったら訳も分からず「上座仏教」に変わってしまった、という話を学生が時々しています。この「高大接続問題」は、大学でも「上座部仏教」と教えることによって解決します。
 気鋭の仏教学者が、『なぜ「上座仏教」ではなく「上座部仏教」なのか』という、刺激的な議論を展開します。
 研究会の後、夕食会も予定しております。
 配布資料作成および夕食会の会場確保の都合上、参加される方は末尾の<返信フォーム>にて、ご連絡ください。

日時:2018年6月30日(土)午後3時~午後5時30分ごろ

場所:東京大学東洋文化研究所3階第一会議室
(東洋文化研究所の場所は下記のURLを参照してください。)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_12_02_j.html
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html

発表者: 馬場紀寿氏(東文研准教授)

コメンテーター: 蔵本龍介氏(東文研准教授)

タイトル: 近代における「上座部仏教」の誕生

要旨:
 今日、高校の教科書でも用いられている「大乗仏教」と「上座部仏教」という仏教分類の二分法は、古代から連綿と続いた自称ではなく、近代になって外からの視点で生まれた概念である。本発表では、原典 と概念形成の関係に焦点を当てて、近代における両概念の形成を論じる。
 なお、1980年代から急速に普及した「上座仏教」という呼称に学術的根拠がないことも指摘する。
 髙橋昭雄


*参加される方は、髙橋昭雄(takahashi_at_ioc.u-tokyo.ac.jp)[(_at_)=@]まで ご一報ください。

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● 緬甸勉強会 ・参加 ・不参加
● 夕食会 ・参加 ・不参加

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担当:髙橋



登録種別:研究会関連
登録日時:FriJun113:25:252018
登録者 :髙橋・田川
掲載期間:20180601 - 20180630
当日期間:20180630 - 20180630