南京十竹斎画院から、『十竹斎箋譜』の復刻版が寄贈されました。
『十竹斎箋譜』は明時代の万暦47年から清の順治2年頃(1619-1645年)にかけて胡正言によって出版されたもので、木版を重ねた美しい多色刷りが特徴です。
当日は来日した木版技師から「拱花」とよばれるエンボス技法(型押し)や多色刷り復元などの行程が説明されたのち、研究所に寄贈が行われました。
今後、研究や教育に役立てていきます。
まことにありがとうございました。