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東文研シンポジウム「砂漠の探究者」を探して―女性たちと百年」のお知らせ

 科研基盤Aイスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究の公募研究会「「砂漠の探究者」を探して―女性たちと百年」では、3月10日(土)13:30より、東洋文化研究所3階大会議室にて、第七回研究会を開催します。
 前半はすでに古典として読み継がれているライラ・アハメドの『イスラームにおける女性とジェンダー』の読書会をします。
 四半世紀前に出版された本ですが、これを土台にイスラームとジェンダーについてさまざまな知見を交換したいと思っています。
(同書がすぐに手に入らないという方がいらっしゃいましたら事務局の後藤までご相談ください。)
 後半は松尾有里子さんによるオスマン帝国近代の女性雑誌投稿欄に関するご報告です。山﨑和美さんがイランの事例などとの比較からコメントを下さる予定です。
 また、今回は研究会の今後の活動内容や出版物に関するご相談もしたいと思います。
 初めてご参加の方も大歓迎です。子連れ参加可能ですので、ご検討されている方はその旨を事前にご連絡ください(今回、託児人員は配備しておりません)。

※前回までの研究会は以下のように行われました。
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~nagasawa/groups/sabaku.html
※準備の都合上、ご参加いただける方はご一報をお願いいたします(bahithat.women100[at]gmail.com [at]を@にしてください)。
※自主研究会ということで設営等の準備をお手伝いくださる方を募集しています。13時頃に会場に来ていただけるとありがたいです。

お忙しい時期かと思いますが、多くの方のご参加をお待ちしています。


日時:2018年3月10日(土)13:30-17:30(開場13:00)

会場:東京大学 東洋文化研究所 三階大会議室

【プログラム】
13:30-15:00
1.読書会
『イスラームにおける女性とジェンダー』
第3部「新たな言説」
第9章 最初のフェミニスト、第10章 さまざまの声
レジュメ担当:木原悠氏(お茶の水女子大学・院)
コメント:後藤絵美(東京大学)

15:30-17:00
2.報告
松尾有里子氏(東京大学)「オスマン帝国近代の女性雑誌―投稿欄に見る読者層の変遷―」
アブデュルハミト2世時代(1876 - 1909)に出版された複数の女性誌の投稿欄を紹介し、その内容から読者層を分析し彼女たちがどのような目的でこの欄を利用していたのかを考えます。
コメント:山﨑和美氏(横浜市立大学)

17:00-17:30
3. 今後の活動内容と出版物について

※本研究会はIG科研の「子連れ研究会参加の通常化に向けた取り組み」を積極的に推進しています。詳しくはこちらをご覧ください。http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~nagasawa/about/joinus_withyourchildren.html

主催:東京大学日本・アジアに関する教育研究ネットワーク、中東映画研究会
   公募研究会:「砂漠の探究者」を探して―女性たちと百年(代表:岡真理、事務局:後藤絵美)
   http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~nagasawa/groups/sabaku.html

担当:長沢



登録種別:研究会関連
登録日時:FriFeb1614:48:112018
登録者 :後藤・田川
掲載期間:20180216 - 20180310
当日期間:20180310 - 20180310