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(12/16)第4回定例研究会「パワー論の再構築―言語行為論的基礎作業」が開催されました

第4回定例研究会
「パワー論の再構築―言語行為論的基礎作業」 が以下のとおり開催されました。


日時:平成22年12月16日(木)13時~
場所:東京大学東洋文化研究所大会議室

発表テーマ 「パワー論の再構築―言語行為論的基礎作業」
報告者: 田中 明彦(東洋文化研究所教授)

司会者    : 菅 豊(東洋文化研究所教授)
コメンテーター: 園田 茂人(東洋文化研究所教授)

(報告要旨)
 国際政治学におけるパワーとは従来、ミサイルや核兵器など物理的強制力に
よって測られる傾向にあったが、ここ2,30年の間、様々な議論が行われてきた。
国際関係において強制力以上に国際規範を重視する構成主義(コンストラクティ
ビズム)の登場も、こうした議論潮流を示すものである。
 今回の報告では以上のような議論潮流を踏まえ、ジョン・サールによる言語
行為論の枠組みを手掛かりに、広義のパワー現象について再検討が行われた。
 参集した約20名の研究者が、各専門に引き付けて活発な議論を展開した。

(以下、当日の様子)


登録種別:研究活動記録
登録日時:Fri Dec 17 14:57:06 2010
登録者 :研究支援担当
掲載期間:20101217 - 20110116
当日期間:20101216 - 20101216