辻 明日香(つじ あすか)

取り組んでいるテーマ


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イスラーム政権下の西アジア社会において、イスラーム教徒とキリスト教徒・ユダヤ教徒は歴史的にどのような関係を築いてきたのか。現在は13-15世紀エジプトにおけるコプト教会の動向を中心に、以下のような研究課題に取り組んでいる。

(1)エジプトのアラブ化・イスラーム化の過程
(2)コプト聖人の活動とその意義
(3)聖人伝編纂の背景
(4)アラビア語コプト黙示録の世界観


聖人ルワイス(1404年没)の墓廟
カイロ・コプト正教会総主教座内


コプト教会内部
オールドカイロ・ムアラッカ教会

経歴

略歴

1979.5.
生。
2003.3.
東京大学文学部卒。
2005.3.
東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。
2006.9.
平和中島財団日本人留学生(カイロ大学文学部歴史学科聴講生 2008.3まで)。
2008.4.
日本学術振興会特別研究員(DC2 2009.3まで)。
2009.3.
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程退学。
2009.4.
東洋文化研究所助教。
2012.3.
任期満了により退職

学外活動

  • 日本オリエント学会
  • スペイン史学会
  • 日本中東学会
  • International Association for Coptic Studies
  • 史学会
  • 地中海学会

教育活動

本学での教育活動

  • なし

本学以外での教育活動

  • なし

学術論文

  • 辻明日香 「黙示録からみたイスラム支配下のコプト (2008年度歴史学研究会大会報告 新自由主義の時代と現代歴史学の課題--その同時代史的検証) -- (合同部会 宗教的マイノリティとその周辺--アイデンティティの相克と溶和)」 『歴史学研究』 第846号 青木書店 (2008)、146-155. [Link]
  • 辻明日香 「マムルーク朝エジプトにおけるズィンミー政策の転換--1301年の法令を中心に」 『オリエント』 第49巻 第2号 日本オリエント学会 (2006)、165-181. [Link]
  • 辻明日香 「ウマルの誓約:伝承の成立」 『東洋学報』 第86巻 第1号 東洋文庫 (2004)、150-122. [Link]

書評論文・書誌紹介

  • 辻明日香 「書評: イブン・イスハーク座喜純・岡島稔共訳 預言者の生涯(第一巻」 『図書新聞』 (2010).
  • 辻明日香 「書評: 管瀬晶子 イスラエルのアラブ人キリスト教徒--その社会とアイデンティティ」 『イスラム世界』 日本イスラム協会 (2009)、69-75. [Link]

学術論文

  • 辻明日香 「黙示録からみたイスラム支配下のコプト (2008年度歴史学研究会大会報告 新自由主義の時代と現代歴史学の課題--その同時代史的検証) -- (合同部会 宗教的マイノリティとその周辺--アイデンティティの相克と溶和)」 『歴史学研究』 第846号 青木書店 (2008)、146-155. [Link]
  • 辻明日香 「マムルーク朝エジプトにおけるズィンミー政策の転換--1301年の法令を中心に」 『オリエント』 第49巻 第2号 日本オリエント学会 (2006)、165-181. [Link]
  • 辻明日香 「ウマルの誓約:伝承の成立」 『東洋学報』 第86巻 第1号 東洋文庫 (2004)、150-122. [Link]

書評論文・書誌紹介

  • 辻明日香 「書評: イブン・イスハーク座喜純・岡島稔共訳 預言者の生涯(第一巻」 『図書新聞』 (2010).
  • 辻明日香 「書評: 管瀬晶子 イスラエルのアラブ人キリスト教徒--その社会とアイデンティティ」 『イスラム世界』 日本イスラム協会 (2009)、69-75. [Link]

連絡先

*後ろに@ioc.u-tokyo.ac.jpをつけてください。

メールアドレス:astsuji